幕末。
諸外国との通商条約に反対する武士たちが、尊皇だ攘夷だと喧しい世の中。
そんな世にも「浜の真砂は尽きるとも」とばかり、
泥棒たちが跳梁し世間を騒がせていた。
ばらばらに活動していた五人の泥棒たちは、
運命の糸に操られるように、ひとつの事実に吸い寄せられてゆく。

「この国を盗もうとしている連中がいる」
普段は裏街道を歩く自分たちだが、そんなことは絶対させない、とばかりに、
バラバラで仲の悪かった五人はひとつになり力を合わせ始める。

一つ間違えばこうなったかもしれない、もう一つの幕末の歴史のなかで、
世間から後ろ指を指された五人の盗っ人たちがやり遂げた快挙とは?